スポーツ栄養【フードコネクション】最新トピックス

WHAT’S NEW最新トピックス

2023.11.23

サッカーのための栄養ー科学から胃袋までー

Mysportscience Academyが主催する12月のライブ・ウェビナーは、エリートサッカー界において豊富な実践経験を持つ栄養士とシェフから、サッカー界で実践者が直面する課題や、さまざまな選手の栄養ニーズ、栄養士とシェフの役割など、スポーツ科学を食事メニューに反映させる栄養戦略についての講演が行われます。詳細については、下記アドレスをご参照ください。
https://www.mysportscienceacademy.com/course/nutrition-in-football-3

2023.11.18

11月は埼玉県の「地産地消月間」

新米をはじめ多くの旬の農産物が収穫される11月は、埼玉県の「地産地消月間」です。埼玉パナソニックワイルドナイツでは、「産地に近く新鮮」「栄養価が高く」「輸送距離が短く環境にやさしい」埼玉県産の旬の野菜を、コンディション維持に役立てています。

2023.11.15

第34回日本臨床スポーツ医学会学術集会ーランチョンセミナー

11月11日(土)、「第34回日本臨床スポーツ医学会学術集会」において、アスリートが環境にやさしい食生活を実践するためのヒントを探るランチョンセミナーが開催されました(共催:米国大使館農産物貿易事務所)。
セミナーの前半では、スポーツの領域でいち早くアスリートの持続可能な食生活について実践的研究を行っている、コロラド大学コロラドスプリングス校准教授Nanna Meyerさんからアメリカにおける事例紹介をしていただきました。
後半は、Meyerさんとアメリカオリンピック・パラリンピック委員会が共同で開発したアスリートのための食事モデル「THE ATHLETE’S PLATE®」に基づき、高強度トレーニングに適したアスリート弁当を試食しながら、バランスの取れた食事の配分や、食材の栄養価、日常への応用について解説をさせていただきました。
食文化の異なるアメリカの食生活を、日本のアスリートがそのまま取り入れるのではなく、健康とパフォーマンスを維持しながら、いかに持続可能な食生活を実践に移すか。そんなことを一人一人が考えるきっかけになればと思っています。

2023.11.5

ラグビーW杯強豪国アイルランド代表の食事・栄養サポート

2大会連続4度目となる南アフリカの優勝で幕を閉じたラグビーW杯フランス大会。グループリーグでその南アフリカを破ったアイルランド代表の栄養士、エマ・ガードナー氏のプレスカンファレンスが、大会の公式サイトで配信されていました。W杯開幕時、世界ランキング1位だったアイルランド代表は、栄養サポートが充実している国の一つです。ガードナー氏のコメントや、アイルランドラグビー協会の今日までの食と栄養の取り組みから、強豪チームの食事に対する考え方についてまとめましたので、よろしければお読みください。

ラグビー世界1位大国の栄養サポートの舞台裏 W杯で“決勝トーナメントに残る強豪と他の国”の違い

2023.10.30

青森県×ヴァンラーレ八戸FCによる果物食べようセミナーPart2

地元の若い人たちに、県産のりんごや果物をもっと食べてもらうことを目的に、青森県が主催する「アスリート向けの果物食べようセミナー」が開催されました。
今年度は、ヴァンラーレ八戸FCの現役選手の皆さんが2回にわたり、サポーターや地元の高校の調理科の生徒さんと合同で、りんごを使った運動前後にお奨めの補食作りにチャレンジ。

10/21(土)に開催された2回目のセミナーでは、青森県産のりんごと豚ひき肉を炒めて味噌や酒、砂糖、みりんで味付けをした肉みそを作り、米の食味ランキングで「特A」を取った
青森の新米「はれわたり」でおにぎりを作りました。
始めは、「りんごと味噌が合うの?」と思ったようですが、豚ひき肉の脂と味噌の甘味にりんごのシャキシャキ感がとても良く合い、「美味しい」と大好評。

セミナーの中で果物を毎日食べているか尋ねたところ、食べている人はごくわずか。
食べるとしても、手頃な価格で簡単に食べられる「バナナ」を利用している人が多いようです。
りんご農家の方のお話では、10月の中旬から、「シナノイースト」や「大林」「ふじ」の収穫が始まります。
毎日の食生活に、旬の果物も「意識」して取る習慣を身に付けたいですね。

2023.10.22

11月11日(土)アメリカのスポーツ栄養セミナー最前線のご案内

11月11日(土)、12:30~13:30「第34回日本臨床スポーツ医学会学術集会(JSCSM)」のランチョンセミナーにおいて、「アメリカのスポーツ栄養セミナー最前線ーアスリートの健康とパフォーマンスを支える持続可能な食の取り組みー/共催:米国大使館農産物貿易事務所」が開催されます。
本セミナーでは、大学のキャンパスフードの改革を推進し、大学院でのスポーツ栄養と持続可能性を融合させたプログラムの開発者であるナナ・マイヤー氏(米国コロラド大学 コロラドスプリングス校 健康科学科 准教授)に、スポーツ分野での持続可能な食への取り組みのヒントについてご紹介いただきます。
また、マイヤー氏が共同開発したアスリートのための食事モデル「THE ATHLETE’S PLATE®」に基づき、アメリカ産食材を活用した「アスリート弁当」を弊社で監修し、食材の栄養価や日常への応用についてご紹介します。
写真は、先日開催された「アスリート弁当」の試作会の様子です。

スポーツ栄養と持続可能な食の取り組みにご興味のある方は、ぜひご参加ください。
参加登録手続きは、JSCSMのウェブサイトよりお申込みいただけます。

2023.10.12

スポーツを楽しむ女性のための健康的な減量の進め方ー理論編ー

スポーツを楽しむ女性が、健康的に減量を進めるためにぜひ知って欲しいことと、実践に移すための具体的なヒントを「理論編」と「実践編」に分けてまとめてみました。欠食をする人、主食(ご飯、パン、麺類)を減らしている人、運動前の食事は軽めに済ませる人、食欲がない人、低カロリー食品ばかりを選ぶ人は要注意です。

女性アスリートのダイエットの基本【理論編】もっと強く、もっと長く健康的にスポーツを(減量成功の大原則、食習慣の見直しリスト、月経不順&無月経の人etc)

2023.10.7

青森県七戸名物「豆しとぎ」

出張先の青森県しちのへ産直七彩館で見つけた「豆しとぎ」。しとぎは、水に浸して柔らかくした生の米をついて粉にし、水でこねて丸めたもの。餅の原型ともいわれ、ハレの日に山の神や農神のお供えものとして大切にされてきた食べ物です。米が貴重な南部地方では、すった青大豆と砂糖を練り込み、生で食べたり焼きめが付く程度に焼いて食べるそうです。地元の方のお奨めでバター焼きにしたところ、青大豆の香りが新鮮でなんとも懐かしい味がしました。腹持ちも良く、糖質とたんぱく質が同時に摂れて、身体を使う農家の方達の貴重な栄養源となっているのでしょうね。

2023.10.4

青森県×ヴァンラーレ八戸FCによる果物食べようセミナーPart1

りんごの生産量日本一の青森県で、昨年に続き「アスリート向けの果物食べようセミナー」が開催されました。今年度は、J3リーグに所属するヴァンラーレ八戸FCの選手の皆さんと、2回に分けてセミナーと調理実習を行います。初回は、事前に募集したチームのサポーターを交えて、果物の栄養や摂取するタイミングについて学んだ後、サッカー選手に一押しの青森りんごを使った「補食」を作りました。
りんごを含めた果物の消費量は年々減少しており(総務省家計調査年報)、特に若い人たちの間での減少が著しいそうです。憧れの選手と一緒に学び、楽しく調理した夢の様な時間がきっかけとなって、果物やりんごを意識して食生活に取り入れてもらえたら嬉しいです。
次回は、八戸市の高校と一緒にセミナーを行います。

2023.9.23

青森県主催「アスリート向けの果物食べようセミナー」開催

昨年度に引き続き、青森県主催による「アスリート向けの果物食べようセミナー」が、10/1(日), 10/21(土)、2回にわたり三沢市と八戸市で開催されます。今年はヴァンラーレ八戸FCの選手、チーム関係者、サポーター、千葉学園高等学校調理科の生徒さん、青森りんごで健康応援隊の皆さんと交流しながら、「スポーツと果物」について知識を深めると同時に、青森県産のりんご使ったスポーツ場面に適した「補食」作りを行います。
写真は、昨年度弘前市で開催された調理実習の様子です。

2023.9.19

女子大生アスリート 体重管理に関するアンケート

スポーツを楽しむすべての女性を応援するメディア「W-ANS ACADEMY(ワンス・アカデミー)」が、日本体育大学などの女性アスリート100人に実施した、体重管理に関するアンケートの結果が公開されました。女子大生アスリートのリアルな声をご覧ください。

女子大学生アスリート100人に聞きました! 体重コントロールやダイエット、みんなどうしてる?

2023.9.13

魅力ある地域づくりにスポーツ栄養ができること

9月9日と10日、滋賀県大津市の龍谷大学で開催された日本スポーツ栄養学会では、立命館大学 スポーツ健康科学部教授の海老 久美子先生のご発案により、「魅力ある地域づくりにスポーツ栄養ができること」というテーマでシンポジウムが開催されました。

日本全国には、独自の歴史、文化、自然、食など様々な魅力が存在し、これらを守りながら、健康やスポーツ、多種多様な食のニーズへの対応が求められるスポーツ栄養の知見を取り入れることで、魅力的なコンテンツや食のサービスが限りなく提案できるのではないかと感じました。

2023.9.8

フレンチのシェフとコラボ おコメを使った「アスリート応援レシピ」

ラグビーの国際大会にちなんで、フレンチの入江誠シェフとコラボした「アスリート応援レシピ」がTHE ANSWERにて公開されました。主役は、スポーツに欠かせないエネルギー源となるアメリカ米の「カルローズ」。
今回、選手達をより身近に感じながら大会を楽しんでいただくために、世界規模で行われるスポーツ大会などで選手が直面するシーン別に3つのレシピをご提案し、レストランシェフによってお洒落な「アスリートグルメ」に仕上げていただきました。何れもこれまでに味わったことのない新しいおコメ料理です。ご家族や友人とラグビー談議に花を咲かせながら、ぜひ試してみてください。

アメリカ米「カルローズ」で作るアスリート食 山田章仁&ローラ夫妻も感激のおいしさ

2023.9.2

スポーツ栄養に関する「中東レポート」第二回更新

アラブ首長国連邦の人口は約一千万人。その内、9割が外国人という環境の中で、スポーツ栄養コンサルタントとして活動されている、日本人栄養士の根本 裕理さん。
国や食文化、宗教、嗜好の異なるアスリートの栄養指導を行う際に、根本さんが必ず心がけていることは、彼ら・彼女らが普段利用するスーパーマーケットを案内してもらうことです。

スポーツ栄養に関する「中東レポート」の第二回目。今回は、日本人栄養士として異なる文化的背景を持つアスリートとお仕事をする時に心がけていることについて、レポートしていただきました。
続きは、Food Connectionのコミュニティサイトからご覧いただけますhttps://members.food-connection.jp/。

2023.8.24

「成長期のジュニア選手を応援する食事とは」セミナー開催

地元の食材を使用し、理想的な栄養バランスで作られた「スポーツ弁当」を食べながら、ジュニア期の食事と栄養について学ぶセミナーが、ラグビータウン熊谷で開催されました。当日は90名以上の親子にご参加いただき、成長期のお子さんの食生活のポイントから、地産地消、トップアスリートの食生活について、楽しく学んでいただきました。

2023.8.7

蕎麦呑みはPFCバランスが抜群

「酒を心置きなく呑みたい。でも健康的に」。dancyu9月号では、そんな酒呑みの願いに応えるべく、蕎麦呑みで現実的にバランス良くつまみと蕎麦を選ぶ際のポイントについて考えてみました。〆に蕎麦を食べる場合、日本酒は2合程度に抑えられるといいですね・・・。

2023.7.30

世界で拡大を続けるプラントベースとプラントベースミルクについて

5月29日(月)、一般社団法人 日本乳業協会主催による「第109回 牛乳・乳製品から食と健康を考える会」が開催され、一般社団法人植物性料理研究家協会「プラントベースフードアドバイザー養成講座」講師 浅倉 亜美様による講演が行われました。レポートの内容が日本乳業協会のホームページにアップされましたので、よろしければご覧ください。
https://www.nyukyou.jp/effort/council/20230719.html

2023.7.24

ラグビーボール形の「ナイストライ」かぼちゃ

「ラグビータウン」を掲げる埼玉県熊谷市で、「熊谷の顔」となる農産物として期待がかかるラグビーボール形のカボチャ品種「ロロンかぼちゃ」が収穫の時期を迎えています。
熊谷市の農産物や加工品を発見・育成し、ブランド認証を目指すプロジェクトにおいて優良品として認定されたロロンかぼちゃは、「ナイストライ」という商標で(かぼちゃとして)流通しています。
上品な甘みと滑らかな舌触りが特徴で、蒸すと栗のようなホクホクとした食感が楽しめます。

2023.7.14

食の安全と安心フォーラム第25回「食物アレルギーのリスク低減策について」

NPO法人食の安全と安心を科学する会(SFSS)は2年に1度、食物アレルギーのリスク低減を目的に「食の安全と安心フォーラム」を開催しています。
今年は、7月23日(日)13:00~17:00に東京大学農学部フードサイエンス棟中島董一郎記念ホール(オンライン併用)にて
医療現場・アカデミア・加工食品メーカー・外食事業者・市民団体の有識者等による講演とパネルディスカッションが行われます。
詳細・お申込みはこちらからhttps://nposfss.com/schedule/forum25/

2023.7.2

世界の地域別「ヴェジタリアン・プレート」

世界規模で食へのニーズが多様化する中、アメリカ栄養士会の「ヴェジタリアン栄養実践グループ」(VN DPG)が考案した、異なる文化的背景を持つ4つの地域の「ヴェジタリアン・プレート」が発表されました。
各国の食文化をベースに、環境負荷に配慮した植物由来の理想的な食事配分を示すことで、栄養士が異なる文化圏の人々と適切にコミュニケーションを取り、交流できるためのツールとして活用してもらうのが狙いです。詳細はこちらから、https://www.vndpg.org/vn/idea/culture-plates