６月８日（土）に、世界のアスリートをめぐる食のトレンド「アスリートのエネルギー不足の現状と各国の取り組みについて」と題したセミナーを開催し、公認スポーツ栄養士をはじめ約50名の方が参加されました。（共催：USAライス連合会）
このセミナーでは、イギリス、アラブ首長国連邦、アメリカで活躍する3名の栄養士がパネラーとして登場し、それぞれの国でのアスリートのエネルギー不足に繋がる食の課題や多様性にどのように対処すべきか、食文化の違いを踏まえての事例や対応策とあわせ、食の最新情報をご紹介頂きました。
3名の講師の方のお話は、いずれもそれぞれの国での研究や経験に基づく内容であるため、参加者の皆様は大きな関心を持たれるとともに、説明に大いに納得されている様子が伺えました。
また、アスリートのエネルギー不足を解消するために「お米」が有意義であり、炭水化物の中でも脂質が少なく、消化・吸収のスピードが速く素早くエネルギーに変わるため、アスリートの食事の中に上手く取り入れられていることを具体的なレシピとともにご紹介を頂きました。
とりわけ今回ご紹介したカリフォルニア米であるカルローズは、長粒種米と短粒種米の「いいとこどり」の中粒種米としての利点があり、軽い食感とほどよい歯ごたえで調理方法にも富むことから世界各国の料理との相性が良く、従来のおコメ料理とは違った新しい「食べ方」を楽しめることを、料理家KEITAさんが料理のデモとともにご紹介頂きました。
同時に参加者の皆様にはカルローズを使ったメニュー3品をご試食頂くことで、よりご理解を深めて頂くことに繋がったと思います。
激しい運動で食欲が低下したり、メニューがマンネリ化しがちなアスリートが、飽きずに楽しくお米料理を食べられるよう、日々のメニュー作成の選択肢の一つにカルローズを活用することを、ひとつのヒントにして頂ければ幸いです。
今後もこのようなセミナーをFood Connectionでは開催して参りたいと思います。
