ラグビー編【パナソニック ワイルドナイツの栄養サポート】
現場の様子
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海外の合宿・遠征時には、日本米や味噌汁、ふりかけなども用意します
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ワールドカップ開催期間中日本チームが 3週間滞在した静かな町、タウンズビル

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2003年10月18日強豪フランスとの試合 善戦はしたものの、29-51で敗れる

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◆第2回 ラグビーW杯日本食で健闘
オリンピックとサッカーのワールドカップに次いで、世界で3番目の規模を誇る一大スポーツイベント、ラグビーW 杯が10月10日から11月22日まで、オーストラリアの各都市で開催されました。予選リーグB組の日本は、世界の強豪スコットランド、フランスに善戦したものの、残念ながら4連敗で大会を終了。それでも、体の大きな相手に立ち向かう姿は「勇敢な桜の男たち」、と地元メディアから絶賛され、日本代表にとっては、大きな自信へとつながる大会となりました。

今回のW杯は、予選リーグ3試合が日中30度を超える亜熱帯気候のタウンズビルで行なわれるため、「暑熱対策」が大きな課題の一つとなりました。メディカルチームは、事前に「水分補給」や「食欲低下時の食事の注意点」につていのセミナーを開催し、選手のコンディショニングに万全の注意を払いました。食事についても滞在期間が長いため、日本から米や佃煮、梅干し、ふりかけ、海苔などを空輸し、また、現地では日本人シェフを採用し、日本食を日々のバイキングメニューに取り入れました。
2003 W杯日本代表の試合結果
10.12・・・vs.スコットランド 11-32
10.18・・・vs.フランス 29-52
10.23・・・vs.フィジー 13-41
10.27・・・vs.アメリカ 26-39
ホテルで供されるバイキングメニューは、大会の半年前からホテル側に要望を伝え、料理長に3週間分の具体的なメニューを提案してもらいます。洋食のバイキングメニューは、肉や魚をグリルして、ソースの味付けを変える程度のシンプルなものが多いため、飽きてしまうのが難点。そこで、出来る限り調理方法(煮る、蒸す、焼く、炒めるなど)や味付けに変化をつけてもらい、時には場所を変えて野外バーベキューを企画したりと、納得のいくメニューが出来るまでに 2~3ケ月かかりました。何しろ、相手はのんびりとしたオージー気質のシェフ…。こちらのペースで物事は進められません。

日本食に関しては、事前に選手から「これだけはオーストラリアで食べたい」、というメニューや食品を挙げてもらい、選手の嗜好を優先させながら、食欲や疲労の度合いを見て調整しました。選手からリクエストが多かったのは、日本の美味しいお米、味噌汁、 明太子、納豆、焼肉、ラーメン、豚カツ、などです。このように、事前の準備を十分に行なったため、選手やスタッフからは「食事が美味しい」、「太っちゃいそうだよ」、と喜んでもらうことができました。
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日本から空輸した米200kg
調味料などが保管されている倉庫

次回「ラグビーW杯舞台裏レポート」は、一大イベントに携った広報、テクニカルコーチ、スポーツ記者の目から見たワールドカップについてお伝えします。お楽しみに!
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