サッカー編【横浜F・マリノストップチームの栄養サポート】
アジア遠征と鶏インフルエンザレポート
サッカーの日本、韓国、中国の最強クラブを決めるアジアチャンピオンズ杯が、2月22日から28日まで中国の上海で開催されました。日本からは、昨季Jリーグ王者の横浜F・マリノスが出場し、栄養士も現地での食事の手配をするため、チームに同行することになりました。
今回の同行の主な目的は、中国で発生した「鶏インフルエンザ」によるメニューへの影響や、生水・生野菜などの衛生状態を把握し、選手が万全の体調で試合に臨めるよう、食事の環境を整えることにありました。
このため、現地へはチームより一足早く入り、ホテルの料飲部の担当者や総料理長とメニューの打ち合わせを行い、栄養のバランスはもちろんのこと、選手の嗜好に配慮しながら、飽きのこないメニューを提供してもらうようにします。
滞在した上海のホテルでは、「鶏インフルエンザ」の影響で、鶏肉を使った料理を一切出していなかったため、肉料理は、豚肉、牛肉、羊肉を使って、洋食、中華、日本食などに対応してもらいました。この他、豆腐や湯葉を使った中華料理などもバラエティーに富んでおり、栄養面では「脂質が少し多い」こと以外は、さほど大きな問題はありませんでした。
《滞在先のホテルで提供されたメニュー》
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湯葉を使ったお惣菜や、きゅうりのニンニク漬けは、ご飯にピッタリの一品。

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一口サイズの点心は、選手やスタッフにも大人気!

アジア遠征の際に、むしろ注意を払わなければならないのは、食品や水を通じての感染症(食中毒、赤痢、コレラ、A型肝炎など)です。このため、チームドクターからは、
■生水は飲まない
■氷はミネラルウォーターを使用すること
■生野菜やカットフルーツ、牛乳・乳製品はホテルの衛生状態を確認し、総料理長と充分に話し合ったうえで、メニューに出すかどうかを検討する、などの指示が出されました。
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